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選び方読みもの・約5分

愚痴聞きサービスの使いどころ

愚痴聞きサービスには、向いている場面と向いていない場面があります。向いていないほうを先に書きます。

向いていない場面を先に置く

愚痴聞きサービスには、向いている場面と向いていない場面があります。向いていないほうを先に書きます。ここを知らずに使うと、時間もお金も無駄になります。

  • 急いでいるときいますぐ動かなければならないことがあるとき。ここは、お金のかからない公的な窓口のほうが正面から引き受けています。
  • 制度や手続きが要るときお金、住まい、仕事、介護。使える制度があるかどうかを知りたいときは、そこを役目にしている窓口へ行くほうが早く進みます。
  • 体や気持ちの不調が続いているとき眠れない日が続く、食べられない、体に出ている。こういうときは、聞くだけの窓口ではなく、医療機関や専門の窓口が先です。
  • 相手に何かを伝えてほしいとき誰かへの取り次ぎや、間に入ることは引き受けていません。ここは別の役目です。

この四つに当てはまるときは、料金のかからない窓口を先に見てください。種類ごとに分けたものを無料で話を聞いてもらえる窓口の一覧に置いています。有料のほうを使うのは、そのあとでも遅くありません。

向いていない場面を先に外しておく理由は、単純です。外さないまま使うと、返ってこなかったものだけが記憶に残るからです。引き受けていないことを求めた結果を、「この種類の窓口は役に立たない」と受け取ってしまうと、本当に向いている場面でも使わなくなります。

お金を払う値打ちがあるのは、身近な人に話すと関係が変わってしまう話です。

向いている場面

向いているのは、答えが要らない話です。もう終わったこと、変えられないこと、変えられるけれど変えたくないこと。それを、口に出して外へ置いておきたいとき。話したところで状況は動きませんが、抱えている量のほうは動きます。

関係を変えたくない話

職場の人の話を職場の人にはできない。家族の話を家族にはできない。聞いた側が立場を選ばされる話は、外に出したほうが関係が保てます。

何度も言いたい話

身近な人は覚えています。三度目には「前も聞いた」が挟まります。繰り返すことに意味がある話ほど、外の窓口のほうが向いています。

それから、待たずに話したいときです。料金のかからない窓口は使う人が多く、かけても話し中のことがあります。急がない話を、その日のうちに済ませたい。つながるまで待たずに済むこと自体に、値段がついている面があります。

もうひとつ、身近な人を守るために外へ出す、という使い方があります。全部を同じ相手へ持っていくと、その相手が先に参ります。外に出せる分を外へ回しておくと、身近な関係のほうが長持ちします。身内に頼まないことは、冷たさではなく配り方の問題です。

向いていない場面を先に外しておくと、残ったところだけを比べればよくなります。

頼む前に確かめておくこと

案内のページで見るところは、四つで足ります。金額はいちばん最後で構いません。同じような金額が並んでいることが多く、そこで差はつきにくいからです。

  1. 何をしないと書いてあるかできることより、しないことです。しないことが書かれている案内のほうが、あとで食い違いません。
  2. 名前を名乗らずに使えるか本名が要るのか、呼び名だけでいいのか。ここで話せる中身が変わります。
  3. 払い方の形先に払った分だけ話す形か、話したあとに請求が来る形か。上限が先に決まっていると、通話中に時計を見ないで済みます。
  4. やめ方途中で切っていいか。折り返しが来ないか。次の約束を断れるか。始める前に、終わり方を見ておきます。

頼むときの言い方は、長くなくて構いません。「答えはいらないので、聞くだけでお願いします」。この一言で伝わります。うまく説明しようとすると、説明で時間が終わります。順番がばらばらでも、途中から始めても構いません。言い回しは話を聞いてほしいだけのときに書いてあります。

使うときの目安

使いはじめてからの目安も置いておきます。合っているかどうかは、話したあとの自分を見れば分かります。

話し終わったあとに、少し軽くなっている。次にかけるのが億劫でない。この二つがあれば、その窓口は合っています。逆に、話したあとに疲れが増えている状態が二回続いたら、合っていません。人を責める話ではなく、形が合わなかっただけです。同じ料金でも、聞き方は同じではありません。一つ目で決めずに、二つ目を試してから決めても構いません。

回数の目安はありません。週に一度の人もいれば、月に一度の人もいます。決めておくといいのは回数ではなく、一回の長さです。先に十分と決めておくと、切るときに理由を考えなくて済みます。短く終えた日を、失敗だと数えないでください。話すことが無かった日は、無かったというだけです。

言葉そのものの意味と、身内に頼むときとの違いは愚痴聞きとはに書きました。

ここで書いた向き不向きは、そのまま自分の窓口にも当てはめます。いま用意しているものの中身は話し相手・愚痴聞きの窓口に書いてあります。受け付けの開始も、料金も、まだ決めていません。

お金をかけずに話せる場所が先にあります

有料のサービスを使う前に、無料で相談できる窓口を見ておくことをおすすめします。当サイトでも、その一覧を別のページに置いています。

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