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気持ち読みもの・約13分 /

中学生・高校生の相談相手

中学生・高校生・大学生の方が相談相手を探しているなら、まず無料の窓口を紹介します。有料のサービスを探す必要はありません。無料で、専門の人に続けて相談できる窓口があります。

  • まずは無料の相談窓口から
  • 相談相手がいないと感じるのは、環境のせいです
  • 電話が苦手なら、文字で相談できる窓口
  • 保健室の先生に相談する

先に答えだけ

  • 中学生・高校生・大学生が無料で相談できる窓口があります。有料のサービスを探す必要はありません。
  • 24時間子供SOSダイヤル0120-0-78310は、厚生労働省の案内では24時間対応のフリーダイヤルです。チャイルドライン0120-99-7777は毎日16時〜21時の受付で、18歳までの人が対象です。
  • 学校のスクールカウンセラーには無料で相談できます。申し込み方法や、相談内容が誰に伝わるかは学校ごとに違います。上の電話窓口は、名前を言わずにかけられます。文字で相談するなら、チャイルドラインのチャット(18歳まで)や、24時間対応の「あなたのいばしょ」があります。

命にかかわるときは、ここを読まずに

いますぐ命が危ないときは、この読みものを読むより先に、公的な窓口や救急につないでください。暴力を受けているときや、体の具合が悪いときも同じです。当サイトは、そういう場面を引き受ける窓口ではありません。

まずは無料の相談窓口から

中学生・高校生・大学生の方に向けて、まず無料の相談窓口を紹介します。有料のサービスを探す必要はありません。

  • 24時間子供SOSダイヤル0120-0-78310文部科学省の窓口です。同省の案内では「夜間・休日を含めていつでも」と書かれています。厚生労働省「まもろうよ こころ」では「24時間対応」「フリーダイヤル・無料」と書かれています。学校のことでも家のことでも、どんな内容でも相談できます。
  • チャイルドライン0120-99-777718歳までの人のための窓口です。受付は毎日16時から21時です(年末年始を除く)。フリーダイヤルで、名前を言わずにかけられます。チャットでも相談できます。
  • スクールカウンセラー学校で相談に応じる専門家です。相談は無料です。申し込み方法も、相談内容がどの先生に伝わるかも、学校や自治体によって違い、全国で同じとは限りません。気になることは、事前に学校に確認してください。

受付時間や利用方法の詳細は、スクールカウンセラーとはと悩み相談ができる無料の電話窓口の一覧にまとめています。

当サイトは有料の電話サービスを提供している側ですが、未成年の方に有料のサービスをおすすめしません。上の三つの窓口なら、無料で、専門の人に続けて相談できます。

同じ場所にいる人には言えないことがあるのは、大人も子どもも同じです。

高校生の相談相手は、友だちとお母さんが多い

高校生が悩みを相談する相手は、友だちがいちばん多く、次がお母さんです。NHK放送文化研究所の「中学生・高校生の生活と意識調査2022」で、主に誰に相談するかを一つだけ選んでもらった結果です。

  • 高校生は、友だち42.6%、お母さん30.2%次はきょうだい7.2%、お父さん4.5%、学校の先生3.1%でした。中学生は、友だち38.8%、お母さん32.6%です。
  • 「相談する人はいない」は高校生の7.9%中学生は7.2%でした。
  • 深刻な悩みを相談できる友だちが「いない」は16.9%いじめなど深刻な悩みを相談できる友だちの数を聞くと、高校生の16.9%が「いない」と答えました。ちょっとした悩みを相談できる友だちが「いない」と答えたのは7.0%です。

同じ調査で、高校生が今悩んでいることの上位は、将来のこと(63.8%)と成績・受験(60.4%)でした。外見(27.7%)、友だちとの関係(21.8%)が続きます(複数回答)。調査は2022年7月から8月に、全国の12歳から18歳を対象に郵送で行われ、高校生556人が回答しています。

こども家庭庁の2023年の調査では、15歳から19歳が相談したい相手の上位は、母(53.9%)と近所や学校の友だち(42.6%)でした。先生は13.3%、「だれにも相談しない」も13.3%です。13歳から29歳全体で見ると、家族以外の相談相手として最も多いのは、日本では近所や学校の友だちでした。ほかの4か国では、「SNS上の友だち・知人(実際に会ったことがある)」が最も多くなっています。

相談相手がいないと感じるのは、環境のせいです

学生のうちは、クラスや部活、塾など、人と出会う場所を自分ではほとんど選べません。気の合う人がいるかどうかは、その年にたまたま同じ場所にいた人たちの顔ぶれで決まります。

そのため、「相談相手がいない」と感じても、それは本人の性格や能力の問題ではありません。選べる範囲が狭いだけです。大人になって人と出会う場所が増えれば、同じ人でも相談相手が見つかることがあります。

また、学校の中では言えないこともあります。友だちに話せば広まることがあり、先生に話せば親に伝わることがあり、親に話せば学校に連絡が行くことがあります。話したことが別の人に伝わってしまうのが、いちばん困るところです。

こうしたときに役立つのが、学校の外の電話窓口です。学校の友だちや先生、家族とは別の人が話を聞きます。上に挙げた電話の窓口は、どれも名前を言わずにかけられます。

学校へ行っていない時期のこと

学校へ行っていないと、人と話す機会そのものが減ります。用事がなければ、一日じゅう誰とも話さない日もあります。その状態が続くほど、話すこと自体が億劫になります。

ここで大事なのは、話し相手を見つけることと、学校に戻ることは別の問題だということです。学校に戻ることを前提に話し始めると、学校に戻る話ばかりになり、本当に言いたかったことが言えなくなります。

上に挙げた窓口は、学校に戻ることを目的にしていません。教育支援センター(適応指導教室)やフリースクールのように、学校の外で居場所を提供している施設もあります。市区町村の教育委員会に問い合わせれば、地域の施設を教えてもらえます。

電話が苦手なら、文字で相談できる窓口

電話が苦手なときや、声を出すと家族に聞こえるときは、文字で相談できる窓口があります。チャイルドラインとあなたのいばしょのチャットは無料です。

  • チャイルドラインのチャット18歳までの人が利用できます。受付は月曜日から土曜日の16時から21時、第4日曜日は16時から18時30分です(年末年始を除く)。料金はかかりません。チャットを閉じて5分ほどたつと、それまでのやりとりは消えます。
  • あなたのいばしょチャット相談24時間365日、年齢や性別を問わず、無料・匿名で使えるチャットの窓口です(文部科学省の案内)。
  • 法務局LINEじんけん相談いじめ、先生からの暴言、家の人からされるいやなこと、SNSに書かれたいやなことなどを相談できます。法務局の職員や人権擁護委員(人権の相談を受ける委員)が対応します。受付は平日の8時30分から17時15分です。「まわりで困っている子がいる」という相談もできます(文部科学省の案内)。

文部科学省の一覧に載っているLINEの窓口は、どれも受付の曜日と時間が決まっています。同じ一覧で24時間365日対応とされているのは、チャット相談のあなたのいばしょです(2026年9月23日に確認)。

ほかの窓口は悩み相談ができる無料の電話窓口の一覧にまとめています。

自分のSNSに悩みを書き込む人もいます。SNSには、共感してくれる人もいれば、否定したり傷つけたりする人もいます(東京都)。誰でも見られるSNSでは、読む人を自分で選べません。

生成AIに悩みを打ち明ける人もいます。ChatGPTを利用できるのは13歳以上で、18歳未満は親などの保護者の許可が必要です(OpenAIの利用規約)。悩みを打ち込む前に確認しておきたいことはAIへの悩み相談にまとめました。

悩みの内容ごとの相談先

いじめ、家でされていること、親との関係、警察に相談したいことには、それぞれ専門の相談窓口があります。

  • いじめのことこどもの人権110番(0120-007-110)は、平日(土日祝日・年末年始を除く)の8時30分から17時15分に受け付けています。電話は最寄りの法務局につながり、法務局の職員か人権擁護委員が対応します。相談は無料で、秘密は守られます(法務省)。
  • 家の人からつらいことをされている児童相談所虐待対応ダイヤル189は、全国共通の番号です。虐待かもしれないと思ったときに、近くの児童相談所に通告・相談できます。名前を言わずに相談でき、相談した人や内容の秘密は守られます。通話料はかかりません(こども家庭庁)。24時間365日受け付けています(文部科学省の案内)。一部のIP電話からはつながりません。
  • 親との関係のことこども家庭庁の「親子のための相談LINE」では、子育てや親子関係のことを、18歳未満の人とその保護者が匿名でも相談できます。受付の曜日と時間は、住んでいる自治体によって異なります。
  • 警察に相談したいこと都道府県警察に少年相談窓口があります。電話番号と受付時間は地域によって異なるため、警察庁の「都道府県警察の少年相談窓口」で確認してください(文部科学省の案内)。

どの窓口に当たるか分からないときは、最初に挙げた二つの電話にかけてください。24時間子供SOSダイヤルは、いじめに限らず、子どものSOS全般を受け付ける窓口です(文部科学省)。チャイルドラインも、どんなことでも話していいと案内しています。相談先に迷ったときの選び方は悩みはどこに相談すべきかにも書いています。

内閣府の「あなたはひとりじゃない」には、18歳以下の人に向けて相談窓口を紹介する「18歳以下のみなさんへ」のページがあります。いくつかの質問に答えて、自分に合った支援をチャットボットで探すこともできます(2026年9月23日に確認)。

保健室の先生に相談する

保健室の先生(養護教諭)には、体のことだけでなく、気持ちのことも相談できます。学校では、子どもの心と体の健康について、健康相談を行うことになっています(学校保健安全法)。

養護教諭には、保健室を誰でもいつでも相談できる場所として運営することが求められています(文部科学省の資料)。

ただし、話したことが担任や親に伝わることもあります。養護教諭は、子どもや保護者の変化に気づいたら、管理職や担任に報告・連絡・相談することになっています(文部科学省の資料)。健康上の問題があるときは、必要に応じて保護者に助言します(学校保健安全法)。気になるときは、話す前に「これは親に伝わりますか」と聞いておくこともできます。スクールカウンセラーの場合は、スクールカウンセラーとはに書いています。

電話をかける前に知っておきたいこと

うまく話せなくても、途中で切ってもかまいません。つながらないときはかけ直すこと、一部の電話からはかけられないことも、事前に知っておきましょう。

  • うまく話せなくていいちょっとしたことでも、おしゃべりしたいだけでも大丈夫、と案内されています(チャイルドライン)。チャットは、書くのが苦手でも使えます。
  • 途中で切っていいチャイルドラインは、子どもと四つの約束をしています。その一つが「切りたくなったら途中で電話やチャットを切っても大丈夫」です。ひみつを守ることも、約束に入っています。
  • つながらないときは、かけ直す24時間子供SOSダイヤルは、つながらないことがあっても、何度でもかけてほしいと案内されています(文部科学省)。チャイルドラインのチャットも、混んでいると返事が遅れることがあります。
  • かけられない電話がある一部のスマホやキッズフォン、050で始まるIP電話は、チャイルドラインにつながらない場合があります。LINE電話などのインターネット電話からはかけられません。公衆電話では、硬貨を入れてかけると、通話が終わったあとに硬貨が戻ってきます。

相談したい気持ちには、「解決したい」場合と「受け止めてほしい」場合があります(東京都)。どちらなのかを最初に伝えておくと、相手も応じ方を選びやすくなると考えます。聞いてほしいだけのときの伝え方は話を聞いてほしいだけのときにまとめました。

大学生や、18歳を過ぎた人の相談先

大学生は、大学の学生相談室などに相談できます。学校の外なら、24時間対応のよりそいホットラインがあります。チャイルドラインは18歳までの窓口です。

学生相談室などの専用の相談室で学生の相談に応じている大学は、86.4%です(日本学生支援機構、2023年度)。

浪人中など、学校に籍がない時期は、学校の相談室を使えないことが多いです。よりそいホットライン0120-279-338は、24時間対応のフリーダイヤルです(厚生労働省「まもろうよ こころ」)。福島県からは0120-279-226です。文字で相談したいときは、上で紹介したあなたのいばしょのチャットも利用できます。ほかの窓口は悩み相談ができる無料の電話窓口の一覧にあります。

学校の外の窓口がいちばん役に立つのは、学校や家族とは別の人に話せることです。

お子さんのことで相談したい保護者の方へ

「高校生の親 悩み相談」と検索する方もいます。子どもの話を聞く立場になると、自分の話を聞いてもらう相手がいなくなります。これはよくあることです。

配偶者は同じ当事者なので、話せばたいてい話し合いかけんかになります。自分の親に話せば、育て方の話になります。ママ友や近所の人には、子どものことを具体的に話せません。学校に相談するのは、子どものための相談であって、ご自身のための相談ではありません。

保護者が利用できる無料の電話窓口もあります。24時間子供SOSダイヤルには、保護者もかけられます(文部科学省)。こどもの人権110番も、こどもに関する悩みを持つ大人が利用できます(法務省)。LINEでは、こども家庭庁の「親子のための相談LINE」で、保護者も子育てや親子関係について相談できます。

学校の外で子どものことを相談したい場合は、教育センターや教育委員会の教育相談もあります。高校生くらいまでの子どもを持つ保護者の相談に、専門の相談員が電話で応じます。来所して相談することもできます。主な相談内容は、不登校、いじめ、友人関係などです(厚生労働省)。

子どもの話を聞き続ける側が疲れてしまうことについては、メンタルの不調の相談相手に一節を割いています。ひとりで全部を抱え込まなくてかまいません。子育ての相談先については子育ての相談相手に書いています。

保護者の方は、無料の窓口のほかに、家族や学校と関係のない相手に話すという方法もあります。電話で話を聴くサービスの料金は、1分あたり30円から40円が中心です。選択肢の全体は相談相手がいないときにまとめています。

この情報は2026年9月時点のものです。24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)とチャイルドライン(0120-99-7777)の番号と受付時間は、当サイトの悩み相談ができる無料の電話窓口の一覧に出典付きで記載しています。受付時間は変わることがあります。電話をかける前に、各窓口の公式ページで確認してください。

よくある質問

高校生でも無料で相談できるところはありますか。
あります。24時間子供SOSダイヤル0120-0-78310は、厚生労働省の案内では24時間対応のフリーダイヤルです。チャイルドライン0120-99-7777は18歳までの人向けで、毎日16時から21時に受け付けています(年末年始を除く)。
名前を言わないといけませんか。
最初に挙げた二つの電話の窓口は、名前を言わなくてもかけられます。学校の友だちや先生、家族とは別の人が話を聞きます。
スクールカウンセラーには、どう申し込めばいいですか。
相談は無料です。ただし申し込み方法は学校や自治体によって違い、全国で同じとは限りません。相談内容が誰に伝わるかも学校ごとに違うので、気になることは事前に学校に確認してください。
学校へ行っていないと、話す相手がいません。
用事がないと一日じゅう誰とも話さない日があり、その状態が続くほど、話すこと自体が億劫になります。話し相手を見つけることと、学校に戻ることは別の問題です。
有料の話し相手サービスを使った方がいいですか。
未成年の方にはおすすめしません。無料の窓口なら、専門の人に続けて相談できます。
子どものことで、親が相談したいときはどうすればいいですか。
学校への相談は子どものための相談で、ご自身のための相談ではありません。無料の公的な窓口ではどんな内容でも相談でき、家族や学校と関係のない相手に話すという方法もあります。
高校生は、悩みを誰に相談していますか。
友だちがいちばん多く、次がお母さんです。NHK放送文化研究所の2022年の調査では、高校生が主に相談する相手は友だちが42.6%、お母さんが30.2%でした。「相談する人はいない」は7.9%です。
電話ではなく、文字で相談できるところはありますか。
あります。チャイルドラインのチャットは、18歳までの人が利用できます。受付は月曜日から土曜日の16時から21時です(第4日曜日は16時から18時30分)。あなたのいばしょのチャット相談は、24時間365日、年齢を問わず無料・匿名で利用できます。
相談相手は誰にしたらいいですか。
決まりはありません。高校生では、友だちやお母さんに相談する人が多いという調査があります(NHK放送文化研究所、2022年)。身近な人に言いにくいことは、名前を言わずに話せる無料の窓口に相談できます。
高校生の悩みで多いのは何ですか。
高校生が今悩んでいることの上位は、将来のこと(63.8%)と成績・受験(60.4%)です。外見(27.7%)、友だちとの関係(21.8%)が続きます(NHK放送文化研究所、2022年の調査)。
高校生が24時間相談できるLINEはありますか。
文部科学省の一覧には、24時間受け付けているLINEの窓口はありません。どれも受付の曜日と時間が決まっています。24時間365日受け付けているのは、チャット相談のあなたのいばしょです(2026年9月23日に確認)。電話で相談したいときは、24時間子供SOSダイヤル0120-0-78310にいつでもかけられます。

このページで確かめた公的な資料

監修井上恵(話し相手ネット 運営責任者)

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